Owners Interview
帯広地方卸売市場株式会社 橋本 太郎様
――アメリカ不動産に興味を持ったきっかけは何ですか
橋本:正直なところ、もともと不動産投資に対しての興味はまったくなかったんです。うちの会社は、それまでいわゆる“投資”とは無縁で、国債や定期預金くらいしかやってきませんでした。そんな中で、米田さんと出会って、その話しぶりや資料の内容、なによりご本人の誠実さに信頼を感じたんですね。この人が言うなら信用してもいい、そう思えたのがすべてのきっかけでした。
――もともと海外不動産には関心があったんですか?
橋本:全然なかったです。むしろ遠い世界の話だと思っていました。アメリカの地理とか制度なんて知識ゼロでしたし。投資というより「未知の領域」といった感じで、まさか自分たちが海外の不動産を持つことになるとは思ってもいなかったですね。
――購入までの意思決定はスムーズでしたか?
橋本:スムーズどころか、正直言って異常なくらい早かったです(笑)。最初に話を聞いてから1週間くらいで決断しました。話が論理的で腑に落ちたし、タイミングも今しかないと思えたんですね。
――投資に向けてどのような準備をされましたか?
橋本:もう、それまで見向きもしなかったような情報を必死に集めましたね。為替の推移やアメリカ経済、インフレ率、不動産価格の動きなど、過去10年分くらいのデータも調べました。新聞もネットも、見方がガラッと変わって、投資の視点で読み取るようになりました。米田さんの説明と自分で集めた情報が一致していたことも、決断の後押しになりました。
――物件選びでは何を重視しましたか?
橋本:基本的には「地域」と「価格」の分散については最初から共通認識でした。担当の方が実際に現地に足を運び、調査して提案してくれたので、安心して任せられました。何より、“任せても大丈夫”と思える信頼関係ができていたのが大きかったですね。
――運用開始後、管理状況やトラブル対応には満足していますか?
橋本:非常に満足しています。管理会社も代理店も、何かあればすぐに連絡をくれますし、こちらが不安になる前に先回りして対応してくれている感覚です。例えば屋根のトラブルがあったときも、報告と同時に「すでに修繕手配済みです」と連絡がきて、本当に頼れるなと思いました。ロサンゼルスで山火事があったときも、現地法人が迅速に状況を伝えてくれて、「こちらは無事です」と即座に連絡がきたのがありがたかったです。
――想定外だったことはありましたか?
橋本:一番戸惑ったのは、固定資産税や保険料の支払いスケジュールが日本とは異なっていたですね。さらに、州ごとに税制や法律が全然違うので、「同じアメリカでも別の国みたいだな」と実感しました。慣れるまでは正直大変でしたが、今は理解して対応できるようになりました。
――社内の反応はどうでしたか?
橋本:最初は不安という声もありました。なにせ今まで一度も投資をしてこなかった会社ですから。「本当に大丈夫なの?」って。でもしっかり説明して、実際に運用して結果が出てくると、「なるほど、こういう形もあるのか」と社内でも理解が進んできました。今では、むしろ「これが一番安定してるんじゃないか」という感覚すら出てきています。
――出口戦略はどのように考えていますか?
橋本:これは投資を始めたときから明確に計画していました。5年以内のキャピタルゲインを想定しつつ、それを設備投資などに結びつけて、減価償却による節税効果まで含めて考えています。法人の収益をどう循環させるかまで組み込んだ計画を立てているので、ゴールのない投資ではなく、目的のある戦略的な投資です。
――オープンハウスやかぜのサポート体制はどうですか?
橋本:本当に素晴らしいです。情報も早いし、必要なことはすべて対応してくれるし、何より“現場感”があるんですよ。特にかぜさんは、東京だけじゃなく北海道でもしっかり活動してくれていて、地方の私たちにとってはすごく心強い存在です。誰も知らない場所でこんなに丁寧に動いてくれる会社は、なかなかないと思います。
――これから投資を検討される方に向けてメッセージをお願いします
橋本:「失敗したらどうしよう」って誰でも思うと思います。でも、慎重になりすぎて何も行動しないままだと、せっかくのチャンスも逃しちゃうんですよね。もちろんリスクはあります。でも、それを一緒に背負ってくれるパートナーに出会えれば、怖くないです。投資は“誰とやるか”がすごく大事で、信頼できる人と出会ったときが、始めどきだと思っています。