9月1日、中札内村にある温泉サウナ施設「十勝エアポートスパそら」が、村民限定で無料開放されました。これは、中札内村の開村記念日(9月1日)にあわせたもので、6月28日に株式会社そらと中札内村で締結した連携協定の一貫。当日は、施設前の広場に飲食ブースも出店し、入浴後の人々の胃袋を大いに満たしました。
村民の笑顔があふれた温泉サウナ体験
「十勝エアポートスパそら」は、中札内村初の温泉施設として、オープン以来、村民に親しまれてきました。開村記念日のこの日は、約150名の村民が来場し、温泉とサウナでリフレッシュした後、広場に設けられた飲食ブースで美味しい食事を楽しんだそう。
早朝からスパを訪れた中札内村在住の男性(40代)は「これまでも、早朝ジムで汗をかいた後に、この温泉に来るのが日課。通常、温泉施設は遅い時間から開くことが多いのですが、ここは朝7時からオープンしているので、サウナでリフレッシュした後、家族と合流して日曜日を有意義に過ごせるんです」と、満足そうに話します。
また、50代の夫妻は、「村の広報誌でこのイベントを知りました。ちょうど回数券が切れていたので、無料で利用できるこの機会に改めて購入を考えています」と語り、地域への感謝の気持ちを表していました。
フェーリエンドルフの宿泊客も大共感
一方、この日、スパ施設が建つ「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」に宿泊していた観光客も、このイベントを楽しみました。東京から訪れた女性は、「インターネットで株式会社そらが地方共創に力を入れていると知っていました。無料開放の張り紙を見て、こんなに地域に貢献する企業はなかなかないですよね。私が住んでいる自治体にも来てほしいくらいです」と絶賛。
宿泊客と村民が共に楽しむことで、この日の中札内村はまさに「地域共創」を象徴する空間となり、最高の開村記念日になったのではないでしょうか。
「美しい企業活動に感謝!」最も美しい村の村長より
中札内村の森田匡彦村長も、この取り組みに感謝の意を表しました。「日本で最も美しい村に、こうした美しい行動が生まれていることに感謝しています。今後も中札内村をさらに盛り上げて、希望に満ちた地域の未来を創り上げていきたいです」と語りました。
また、株式会社そらの代表取締役である米田健史氏も「村と共に歩むことで、地域共創の取り組みが一層広がることを期待しています。中札内村を訪れる人々が『次に長く滞在したい、そして住んでみたい』と思えるような村づくりを目指していきます」と、今後の展望について熱い思いを語っています。
子どもの誕生日も無料で利用できます!
9月1日の開村記念日に実施された「十勝エアポートスパそら」の無料開放を皮切りに、今後も地域との連携を深めるための様々な取り組みが計画されています。例えば、村内の子どもたちが誕生日に家族と一緒に「十勝エアポートスパそら」を無料で利用できるようになるなど、村民の福利厚生を充実させる施策が続々と展開される予定です。
さらに、中札内村への移住者や定住者に対しても、「十勝エアポートスパそら」の利用券やレストラン割引券が提供されるなど、移住促進にも寄与。企業と地域が一体となることで、新しい価値が次々と生まれていくでしょう。