オーナーインタビュー

海外不動産で拓く次の一手――経営目線で選んだ“ドル建て資産”の安定性 国内投資に加えて広がる視野と安心感、円安時代の資産戦略とは

Owners Interview

萩原建設工業株式会社 萩原 一宏様

【連載】“資産運用に米国不動産を選ぶ”オーナーたちのリアルを追う本企画。株式会社かぜを通じて2024年に購入した萩原建設工業株式会社の萩原 一宏様です。

――アメリカ不動産購入以前は、どのような資産運用のお考えがありましたか?
萩原:もともと投資には興味がありました。きっかけは、資産のリスク分散を本気で考えるようになったことでしたね。株式に加えて、外貨建ての資産を持つことでバランスをとりたいと感じたんです。円安の流れが続く中で、ドル資産の必要性を強く意識するようになりました。

――数ある投資商品の中でも、アメリカ不動産を選んだ決め手は何ですか?
萩原:まず一つは、信頼している米田さんから話を聞いたことでした。もともと米国不動産に興味があったわけではないですが、話を聞く中で『これは今の会社にとって必要な視点かもしれない』と気づかされました。そこから検討を始め、購入するまでは時間はかかりませんでしたね。ほぼ即決でした(笑)。

もう一つは、株式や投資信託は値動きが激しくて、日々の変動に一喜一憂してしまうんですよね。その点、不動産は比較的値動きが穏やかで、キャッシュフローも安定しているので、経営者としても管理がしやすいと感じました。特にアメリカの不動産市場は成長性が高く、価格推移を見ても堅調な傾向がありますしね。

資産形成を続けるなかで、円安や地政学的なリスクの高まりも感じ、より広い視点での資産分散が必要だと思うようになりました。為替の動きも気になるところですが、とにかく国内だけに資産を偏らせるのはリスクだと考えました。

――購入物件はどのような条件で選ばれたのですか?
萩原:実際に行って見たわけじゃないので、資料ベースですが、人口の増加率や世帯所得の平均などを参考にしました。Googleマップで住所を検索するとリアルに見れるのも便利ですし、物件の周辺環境や雰囲気は確認できます。

――実際に運用してみて、印象的なことはありますか?
萩原:オープンハウスさんの現地管理会社がとても優秀で、こちらが何か言う前に連絡をくれたり、すぐに対応してくれたりするんです。小さな修繕が発生したときも、写真付きの詳細なレポートと共に状況を報告してくれて、手配も迅速。日本にいても状況が見える安心感はとても大きいです。

購入したら一度は見に行こうかなと考えていましたが、実際運用を始めてからは逆に、見に行く必要もないかなと思うようになりました。それくらい安心感があります。

――初めての海外投資で、不安だったことはありますか?
萩原:正直、不安はなかったです(笑)。法律面の違いなど、知らないことも多いでしょうけれど。でも日本語でサポートしてくれる窓口がありますし、管理体制もそうですが、仕組みが整っていたので安心して踏み出せました。

――購入して良かったと思うのはどんなことがありますか?
萩原:法人で運用しているので、減価償却の活用が大きなメリットです。アメリカの不動産は建物比率が高いため、税効果も期待できます。日本の不動産に比べて大きく違いを感じる部分です。実際、法人の利益コントロールがしやすくなったと感じています。個人では所得税対策になっていますね。子育て中ですし、家計にも還元されるのはとても嬉しいですよ。

――購入にあたり、社内での反応はどうでしたか?
萩原:正直、最初は慎重な意見が多かったですね。でも、具体的な数字や実績を示すことで理解が進みました。今では社内でも「安定性の高い資産」として受け入れられており、会社全体として取り組む意識が根付いてきています。

――今後、米国不動産をどのように展開したいとお考えですか?
萩原:現時点で一定の成果と安定性を実感できているので、今後も状況を見ながら追加投資も検討したいです。リスク分散という意味では、エリアはもちろんですが、物件の築年数や価格帯についてもバランス良く保有したいですね。

――これから投資を検討される方に向けてメッセージをお願いします
萩原:やはり一番は“信頼できるパートナーと組むことですね。不確実なことも多い海外投資では、相談できる相手がいるだけで大きく違うと思います。資産分散を考える上で、米国資産は一つの選択肢として検討してみる価値はあるので、ぜひかぜさんに相談してみたら良いんじゃないかなと思います。

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