オーナーインタビュー

米国不動産を活用した資産戦略――安定性と節税効果を見据えて “ドル資産で築く堅実な未来”を実現する

Owners Interview

相互電業株式会社 板倉 利幸様

【連載】“資産運用に米国不動産を選ぶ”オーナーたちのリアルを追う本企画。株式会社かぜを通じて2024年に購入した相互電業株式会社の板倉 利幸様です。

――円資産よりもドル資産に注目されていると伺いました。きっかけはどんなことでしたか?
板倉:日本経済の先行きに対する不安がずっとあって、アメリカとの比較の中で「やっぱりアメリカだな」という直感がありました。為替の変動はありますが、長期的に見ると円よりドルの方が安定していると感じています。だから保険も全てドル建てにして、退職金対策などにも使っていました。今では資産の多くをドルに移しています。

――その中でも米国不動産投資を検討された際、どんな点に惹かれましたか?
板倉:やっぱり一番はキャピタルゲインですね。家賃収入や減価償却のメリットもありますが、住宅価格の上昇が安定しているのは魅力的でした。全体として「やってみて損はない」と思えたのが大きかったです。しかも物件を紹介してもらってから契約まで、1〜2週間くらいで決めました。悩んでいる時間がもったいないという感覚ですね。

――投資判断の背景には節税の目的というのもありましたか?
板倉:実は、子会社の利益が大きく出たタイミングで、正直このままだと税金がもったいないと感じていました。そんなときに不動産投資の話が来たので、「これはちょうどいい」と思いました。法人としても有効な手段でしたね。

――物件やエリアの選定時にはご自身でもリサーチされたのでしょうか?
板倉:正直なところ、営業の方のお話をそのまま信じました(笑)。最初に紹介していただいたジョージア州とテキサス州の物件は非常に魅力的でした。結果的にエリアも分散できているし、法人も分けて持っているので、リスク分散もできています。そこはプロの皆さんの力を信頼しています。

――実際の運用状況や管理体制についての印象は?
板倉:軽微なトラブルはありますが、管理会社がしっかり対応してくれてますし、月一で報告も来るので安心しています。まだ収益を強く実感するほど運用期間がありませんが、心配はしていません。家賃収入もドル建てで積み立てていて、所得税の還付もあるので家族にも良い反応をもらっています。


――アメリカ不動産を購入されるにあたっての、ご家族・社内の反応は?
板倉:家族からは「大丈夫なの?」という声もありましたが、税金が戻ってきたり、ドルでの安定収入があるという説明で納得してもらえました。結果として、実質的な家計のプラスにもつながっていると思います。

――今後の出口戦略や長期的な展望は?
板倉:まだ具体的には決めていません。5年後くらいを一つの目安に、複数の法人の状況を見て最適な売却や移行をしていければと思っています。そのときはまた営業担当からのアドバイスをもらいながら進めるつもりです。

――購入するまで、購入してから、想定外のことはありましたか?
板倉:正直、融資審査のための書類関係や送金手続きは面倒でした。帯広に住んでいますが、札幌で行う手続きがあったりもしました。でも、サポート体制はしっかりしているので、全体としては満足しています。

――これから投資を検討される方に向けてメッセージをお願いします
板倉:一番やってはいけないのは、日本円で定期預金に眠らせておくことだと思っています。インフレで実質的な資産価値は下がっていきますから。お金を動かす、その手段の一つとしてアメリカ不動産はとても硬い選択肢だと思っています。興味があれば、まずは一歩踏み出すことが大事かなと思います。

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