オーナーインタビュー

不動産投資家の視点から見る、国内・米国不動産投資と将来の展望

Owners Interview

有限会社恒志堂 佐藤 元春様

【連載】“資産運用に米国不動産を選ぶ”オーナーたちのリアルを追う本企画。株式会社かぜを通じて2025年に購入した有限会社恒志堂の佐藤 元春様です。

――不動産投資に興味を持ったきっかけを教えてください。
佐藤:もともと不動産賃貸業から独立して会社を始めたんですよ。IT、アパレル、飲食、どんなビジネスでも不動産の知識って必要じゃないですか。だから、衣食住の「住」の部分をまず極めようと思って、不動産投資を始めました。

――最初に不動産を購入したのはいつ、どんな物件でしたか?
佐藤:26歳の時ですね。100万円の区分所有ですけど。

――現在、不動産はどのくらい所有されていますか?
佐藤:そうですね、おそらく、もうすぐ竣工する物件も含めると、60棟ぐらいで、正確な数はちょっと今、定かではないですが、1,000室を超えるような感じだと思います。

――過去に海外不動産を検討したことはありますか?
佐藤:過去にもありましたよ。中央アメリカのインディアナポリスで不動産を取得して、戸建てを持っていたことがあります。だから、海外不動産をやるなら、アメリカ本土がいいなとは思っていました。

――アメリカの物件は、どんなタイプの物件でしたか?
佐藤:普通の3ベッドルームぐらいの一般的な一戸建てです。ミドル層が住むような、そんな高級な仕様ではないですね。その物件はすでに売却しました。ホールドしていたら、相当値上がりしていたと思いますよ。リーマンショックの前、良い時期に買っていましたから。

――今回、弊社のアメリカ不動産に投資していただいたきっかけは何ですか?
佐藤:私は不動産投資に限らず、仕事をするときの基準が「この人から買いたい」という気持ちが芽生えることなんです。御社の米田社長との出会いがきっかけですね。節税やキャピタルゲインを強く求めていたわけではなく、アメリカ不動産の勉強や海外の市況の流れを把握する意味合いも込めて、取り組むことにしました。

――国内とアメリカの不動産投資の違いはどんな点に感じますか?
佐藤:一般的に、国内はインカムゲイン・キャッシュフロー重視で、アメリカはキャピタルゲイン重視と言われますよね。ただ、キャピタルゲインだけを意識すると失敗しやすいと私は思っていて、当期利益を正当に圧縮しつつ、資産価値が上がる可能性が高い物件だったら買ってもいいかな、と考えています。

――今回、物件を購入するにあたって、不安な点や悩んだ点はありましたか?
佐藤:不動産に関しては経験があるので、経験に基づく直感で判断できますから、それで失敗したときは自分の判断ミスだと割り切れるんです。大事にしているのは、納得できる立地であることと、信頼できる人からの紹介であること、この2点ですね。

――日本国内で失敗や、損切りした経験はありますか?
佐藤:実は、損をして売却や転売をしたことは一度もないんですよ。想像より時間がかかってしまうなどの小さな失敗はありますが、損切りはゼロです。

――今回の投資で、どんなことを期待されていますか?
佐藤:テキサスに不動産を持つことになるので、アメリカ全体の不動産の市況とか、毎年発表される「Zipcodeランキング」などの定期的な情報提供を期待しています。それが自分の学びにもなりますから。

――国内不動産と比べて、海外不動産での手続き面で違いはありましたか?
佐藤:納税の仕組みや契約形態など、日本と慣習が違うところがありますからね。信頼できるパートナーや専門家と組まないと、海外はリスクがあると感じています。

――今後、不動産投資をさらに拡大していく予定はありますか?
佐藤:現時点ではまだ決めていないですが、今回のアメリカ不動産を所有してみて、その魅力を感じたり、投資に値すると判断した場合は、やると思います。

――売却のタイミングはいつ頃を考えていますか?
佐藤:為替や市況など、様々な要素を考慮して決めたいですね。ある程度保有して、もしキャピタルゲインが出ていれば、そのタイミングで売却して、資産を組み替えて新しいものを買うことも考えています。4年償却なので、減価償却をしっかり活用した上で売却したいですね。

――これから投資を検討される方に向けてメッセージをお願いします。
佐藤:きちんと信頼できるパートナーかどうかを自分で判断することが大事です。ビジネスと一緒で、他人のせいにはできませんから。自分の考えで、どの会社、どういう人と一緒に組んで仕事をするかを決めるのが非常に重要です。そういう意味では、オープンハウスグループさんやかぜさんは魅力的な会社の一つだと思います。

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