十勝は、経済、政治、文化にいたるまで様々な分野で全国に誇る才能を輩出してきました。スポーツの世界においても、高木姉妹(スピードスケート)、永原和可那選手(バドミントン)など、世界の舞台で活躍するアスリートがここ十勝から生まれています。
一方で、冬場の練習が難しい野球やサッカー等のフィールド型スポーツにおいては、才能を磨くための十分な環境が整っているとは言い難い状況です。また、近年では猛暑となる日も増え、夏場における安全面にも懸念が生じてきました。十勝の持続的発展には、多様な才能が未来に希望を持って挑戦できる場づくりが必要です。
このような課題の解決に向け、地域共創と起業家支援を目的とする合同会社コントレイル(音更町)と、「「福」を届けます、すべての人に。~Make Happiness!~」を理念に十勝を中心に地域に深く根ざして食のライフラインを提供し、また十勝の競技会の主催等を通じて地域スポーツの振興にも貢献してきた株式会社福原(帯広市)は、共同出資の新会社「株式会社アスリートベース十勝」(音更町)を設立します。代表取締役には、株式会社そらの杉本直己が就任します。
新会社は、季節と天候を問わず安全にトレーニングでき、科学技術を用いたデータのフィードバックを通して成長を後押しする「全天候型多用途スポーツ練習施設」である「十勝ボールパーク SORA(仮称)」の 2026 年中の開設を目指します。
本施設の建設候補地は、複数のスポーツ施設が集約され、交通アクセスにも優れた音更町の「希望が丘運動公園」内を想定。同町は自然環境と都市機能を兼ね備え、北海道内の町村で最大の人口を誇る成長エリアであり、スポーツへの理解と熱意のある地域であることも選定理由のひとつです。
私たちは、地域スポーツ振興の新たな拠点として、「十勝から世界へ羽ばたく力」を育てるフィールドを創出します。若者たちの夢と挑戦を、地域全体で後押しする場をともに築いてまいります。
担当 株式会社アスリートベース十勝
代表取締役 杉本 直己
sugimoto.naoki@sora-tokachi.jp

ボールパークイメージ
【株式会社アスリートベース十勝】
▼河東郡音更町東和東1線19 昭和商学校 Palette 内
▼2025年8月設立
▼資本金10,000千円(コントレイル51%、福原49%)
【十勝ボールパークSORA(仮称)概要】
▼構造等:鉄骨膜構造(予定)
建設面積1,500㎡
▼建設予定地:音更町希望が丘運動公園
▼開業予定:2026年中(同年4月工事着工予定)
▼利用対象種目:野球、サッカーなど
▼提供予定サービス:弾道測定器、バッティングマシーンなど

音更町希望が丘運動公園