株式会社そらは、2020年9月から貸別荘コテージ&グランピングリゾート「フェーリエンドルフ」を経営しています。今回は、フェーリエンドルフの紹介と、今後私たちがフェーリエンドルフをどのような施設にしていきたいかについて書きたいと思います。
フェーリエンドルフの魅力は?
敷地の総面積は10万坪(東京ドームのグラウンド25個分)。とかち帯広空港から車で約15分、帯広市内から車で約30分の立地で、豊かな大自然の中で開放的な安らぎを体験していただけます。都会から来た方々は口を揃えて、「まさにイメージしていた”北海道らしさ“がここにあった!」、「日本にこんなところがあるなんて!まるで外国みたい!」とおっしゃってくださいます。
敷地内では野生のリスが駆け回り、静寂の中に野鳥の声が響きます。綺麗な水と空気と青空に囲まれた大自然を満喫できる空間で、敷地内で野菜収穫や鶏小屋の卵の収穫といった体験もできます。また、それらに加えて、春~夏にかけては、昆虫採集を楽しむ親子の姿や、心地良い風を感じながら近隣を自転車で周遊する方々でにぎわい、短い夏を終えて陽が短くなってくる秋は紅葉を見ながらのんびり過ごし、冬はスノーモービルや雪遊びをして楽しむ方々も多く、四季折々の魅力を堪能していただいております。そして晴れている夜は今にも降ってくるような満天の星空に心動かされます。
また、地元十勝産の食材の素晴らしさを、屋外ならBBQ、屋内なら暖炉を眺めながらたっぷりと味わうことができ、手ぶらで気軽にお越しになったお客様にも満喫していただけますし、ゆったりと長期滞在する場所としても最適な空間です。
お客様が十勝全体を巡る起点となる フェーリエンドルフに
十勝は魅力的な観光資源に溢れており、オススメスポットを挙げたらキリがありません。
豊かな農産物・乳製品・肉・野菜、美味しい水など自慢できるものであふれており、これらの「とびきりの美味しさ」は、多くの十勝ファンを生み出してきました。
また、四季がとてもハッキリしていて季節ごとの美しさがあり、十勝に住んでいると季節の移り変わりを身体の芯から感じられます。
更に、なんといっても広大な景色と高い空。特に冬は「十勝晴れ」という言葉もあるほど晴れて気持ちの良い空が広がります。スッキリと晴れた日に日高山脈の方に向かって運転している時は最高の気分になります。こんな十勝の空の魅力に惹かれて、私たちの会社名も「株式会社そら」にしたほどです。
このような空の下で育った十勝に住む人は温かい人が多いことから、「農業体験で十勝の農家さんの温かさに触れ親しくなったことで十勝の大ファンになり、移住することを決めた」、「帯広の屋台村に飲みに行った時に地元の方々と交流して十勝が大好きになり、それをきっかけに毎年何度も十勝に遊びに来ている」などといった、地元の方との交流により十勝との関係が深まったという声も数多く聞かれます。
このように多くの魅力にあふれた十勝の素晴らしさを知っていただくには、十勝にゆったりと滞在していただき、多くの魅力に触れていただく必要があります。
十勝は北海道全体の約13%の面積を占めており、都道府県で日本7位の大きさである岐阜県とほぼ同等の面積です。そのような広大な十勝平野を満喫するために十勝全体を巡る起点として、とかち帯広空港から車で約15分という場所に位置するフェーリエンドルフを更に充実させ、”No密で濃密“な滞在型グランピングリゾートとして多くの方に支持される施設にすることで、「今年の休暇は十勝をゆったり満喫してみよう!」と思っていただけるきっかけとなれば幸いです。
春に向けてフェーリエンドルフを 大幅リニューアル。その全容とは?
コテージ41棟をリニューアルし、全棟にウッドデッキとパーゴラを設置します。まったく周りを気にせずプライベートな空間で快適なバーベキューを家族や仲間と楽しめるグランピングスタイルを確立。更にグランピングテント(現在10張)も今後増設し、より多くのお客様にご宿泊いただける体制を構築していきます。
※ウッドデッキとパーゴラのイメージ写真です。
また、これまでグランピングで弱点とされてきた通信環境を整備することでリモートワークに適した環境を整え、大自然の中でワーケーションが出来る施設としての立ち位置を確立します。
キャンプやグランピングにおける課題として、トイレ等の水回りや睡眠の環境が挙げられることが多いのですが、この課題を解消し、コテージ内の水回りを更に清潔感のあるものにリニューアルします。加えて、睡眠の環境については、マットレスを英国王室御用達のスランバーランド製に全棟入れ替える等、”清潔・快適なグランピング施設”を目指します。
リニューアルの実施に加え、2021年の春から夏にかけては食の工房を敷地内に新たに建設します。フェーリエンドルフで提供する料理や施設内のショップでも購入できる食品に力を入れ、十勝の「食」の素晴らしさをお客様に味わっていただきたいと考えております。フェーリエンドルフで提供する「食」に関しては、直接現地に来ることができない方々の食卓にもお届けできるよう、EC事業にも新たに力を入れてまいります。
その他、更に魅力的な空間にしていけるよう、順次様々な施設を新設していくことを計画しています。
フェーリエンドルフのフェーリエン [ Ferien ] はドイツ語で「休暇」、ドルフ [ Dorf ] は「村」。繋げると「休暇村」という意味です。大自然の広々とした空間で、ゆったりと安らいで過ごしていただくフェーリエンドルフを創り上げることができるよう全力で努力してまいります。
2021年4月下旬リニューアルオープン予定。是非一度足をお運びくださいませ。
代表取締役CEO 米田 健史
・1986年3月5日生
・北海道大学法学部卒
・2009年4月 野村證券株式会社入社
・入社後、錦糸町支店に配属。2年半の勤務を経て人事部付で新卒採用業務に携わる。2012年より横浜支店で2年間勤務し、2014年より4年間組合専従。2016年の夏からの2年間は執行委員長を務める。執行委員長の任期満了に伴い、「自身が最も好きなとかち帯広で、地域に貢献できる仕事がしたい」と会社に希望を伝える。
・2018年9月 とかち帯広営業所に配属
・2020年3月 野村證券株式会社を退社
・2020年4月 株式会社そらを設立