グランピングブームが続く中、やっぱり人気は北海道!ということで、早速、予約をして行ってきました。北海道十勝・中札内村の人気グランピングリゾート「フェーリエンドルフ」。そこはテント泊ではなく素敵すぎるコテージ泊でした!というお話です。
先ずは、北海道 グランピング 予約で検索
こんにちは。ライターのAIKOです。東京生まれ東京育ち、タイ移住を経て出戻り30歳。新型コロナで外出できなかった反動で無性に大自然を満喫したいと思って浮かんだのが北海道でした。でも、冬だしキャンプは厳しいので、Googleで「北海道 グランピング 予約」と検索している中で見つけたのがグランピングリゾート「フェーリエンドルフ」。
ちょうど、北海道十勝のWebメディアで記事を書いているので、上位に上がってきたのかもしれません。そこは縁ですので、迷わず予約。
とその前に、もちろんグランピングの心得も知ろうと思い調べました。
そもそも「グランピング」とは?
グランピングとは、glamourous(グラマラス)+camping(キャンピング)からの造語だそうで、キャンプ場に設置された豪華なテントやロッジに宿泊して、ホテル並みの快適なサービスを受けながら、自然との触れ合いを楽しむこと。だそうです。
「ホテル並みの快適なサービス」を受けたい!そして、いくら豪華なテントとはいえ、真冬のテントでホテル並みのサービスは期待できない。だって絶対寒そうですから。
そんなこんなで悩むこと2日間。ようやく決めて、いざ出発!フェーリエンドルフへGO!
予約したのはテントではなくヴィンテージコテージ
東京から飛行機で1時間半。着陸間際に見えた真っ平な平野の向こうに聳える山脈。聞けば「日高山脈」という、十勝の方々にとってはシンボル的な山脈なんだそう。
確かに、大平原と聳える山脈のコントラストは映えること間違いなし。
空港に到着後、レンタカーを借りて運転すること20分ほどで現地到着。ここがフェーリエンドルフ?というか、看板を潜るとそこに現れたのは、中世ヨーロッパの村。ヴィレッジです。
まさにヘンゼルとグレーテルの世界感そのもののコテージ群。林の中を歩くとヴィンテージコテージというか、中世の民家が建ち並びます。
気分は、森の中をさまよう……です。
受付棟も地主?貴族様?が住むお屋敷のような佇まい。平民としておそれ多くもご挨拶。「予約しているAIKOです」。すると、執事?のような親切・丁寧なスタッフがしっかりと対応。案内されたコテージはもちろん一軒家。
ドアをあけると、ヘンゼルとグレーテルの世界がさらに本気度を増して私に襲いかかり、期待を遥か超える素敵な部屋が広がります。
壁紙、家具、調度品のすべてが中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのようなヴィンテージ感が満載です。
しばし、ソファーに座り、旅の疲れというよりも昨日までの締め切りに追われた辛さを忘れる時間を過ごします。
夜はBBQとワインにスパ・サウナ
気づけば17時。心地よいソファから暖炉を眺めること2時間。すっかり外は暗がり。夕食の前にお風呂に入ろうと向かったのが、2022年7月にオープンしたばかりの温泉サウナ施設「十勝エアポートスパ そら」。
内湯と露天風呂、本格サウナを完備。湯は運営会社のグループで帯広にある老舗ふく井ホテルの源泉湯を毎日運んできているそう。実は、この温泉こそ、この旅のもうひとつの目的だったのがモール温泉です。
モール温泉とは、「モール泉」と呼ばれる太古の植物など有機物由来の成分が含まれた温泉成分のことを指します。
科学的に見ても大変、貴重な温泉で、北海道には十勝川温泉から帯広にかけて、そして幕別あたりまでの範囲のみにモール温泉の出る地層があるとのこと。なにより、このモール温泉は、「北海道遺産」として選ばれた、大変尊い温泉なんです!
しかも、別名「美人の湯」。そう聞いて入らずにはいられませんよね。
さっそく浸かると、琥珀色に輝く湯が肌に染み込むようで、美人になる気がしてきます。
閑話休題。
続いての楽しみが、そうです。サウナ。十勝は「サ国」と呼ばれるほど、全国的にサウナ文化が高まっている地域で、サ道・サ法のポスターがあちらこちらで貼られているほど。
損なこととは露知らず、締切で疲れた体を癒すべくサウナへGO。こちらも本格サウナとガイドブックに書いてある通り、有名メーカー・ハルビア製でロウリュウ(フィンランド式サウナ)を導入。外気浴スペースは北海道のように広く、目の前に森林が広がり、ここでの外気欲でリラックスしない人はいないのではないでしょうか。
サ法にのっとり、3回目の外気浴でしっかり“ととのい”ました。
汗をいっぱいかいた後は、待っていました!ビールとワインとBBQ。
十勝中札内村産の地鶏や野菜、十勝和牛と一緒に飲む十勝ワインに舌鼓を打ちながら暖炉の炎に酔いしれていきました。
1棟1泊20万円の高級コテージもあります
しっかりと寝落ちした翌朝。ふらふらと森の中を彷徨いながら、昨日ととのった、神殿のような佇まいのスパ施設へ。
朝サウナでしっかりと目を覚まし、コテージへ戻ろうとすると視界に入る高級感万歳のコテージ。聞けば、VIP向けのラグジュアリー・コテージなんだそう。
内装は、あとで画像を借りましたが、ヨーロッパのロココ調など豪華な造りで、宿泊人数にもよりますが、食事込みで1棟1泊約20万円(時期で変動あり)ほど。
この記事を書くことで、数字が上がれば、今度はこちらに宿泊できるかなと幻想を描きながらペンを置きたいと思います。
都内の自宅からドアツードアで約3時間。北海道十勝のグランピングリゾートを予約してみたら、そこはドイツのメルヘンひろがるヴィンテージコテージが建ち並ぶヴィレッジでした。という話でした。
ライター | AIKO
東京都出身。大学卒業後にタイ・バンコクへ留学。卒業後はタイの広告代理店でライター兼コピーライターとして活躍。2018-19年の1年間をフリーライターとして世界一周。2019年に本帰国。旅行、テクノロジー系の記事が得意。趣味は旅行とゴルフとロードバイク。2023年1月からSUMAHIRO専属ライター