そらの魅力

北海道で温泉もグランピングも楽しむ欲張りスポット3選──大自然の中で湯に癒される休日

北海道には、雄大な自然に包まれながら温泉も楽しめるグランピングスポットがあります。アウトドアのワクワクと温泉旅の癒し──そのどちらも一度に味わえる「欲張りな休日」を叶えられる場所です。

コテージやテントでくつろいだあと、アクティビティで思いきり楽しんで、そのまま温泉へ直行──。湯けむり越しに広がる山並みや森の景色は、まさに北海道ならでは。心までゆるむ深いくつろぎを味わえます。

今回は「温泉も楽しめる北海道のグランピングスポット」を3か所に厳選して紹介します。自分を癒すリトリート旅にも、仲間と楽しむグループ旅行にも最適。自然と温泉に身も心もゆだねる、とびきりの小旅行を計画してみませんか?

グランピングとは、ワンランク上の優雅なキャンプスタイル

グランピングは「魅力的」を意味する「グラマラス」と「キャンピング」を組み合わせた造語で「優雅なキャンプ」を表します。キャンプ特有の手間を省きつつ、自然の中でゆったり過ごせるのが特徴です。

全国でも北海道は、雄大な自然がグランピングの魅力を一段と引き立ててくれるエリアです。野鳥のさえずりや風が森を揺らす音を聞いたり、広大な空の下で深呼吸をしたりする時間は、都市部では得られない開放感に満ちています。

グランピングならではの魅力を紹介

グランピングは通常のキャンプに比べて、よりラグジュアリーな体験が叶います。その具体的な魅力について紹介します。

1.四季を通じて快適にアウトドアを満喫できる

グランピングの大きな魅力は、自然の中にいながらホテルのように快適に過ごせる点です。室内にはベッドや家具が整い、シャワーやトイレも個別に完備。アウトドア初心者や子ども連れのファミリーでも安心して滞在できます。

またコテージ・コンテナ・テントの多くは冷暖房完備で、四季を問わず適温をキープ。「冬の北海道は寒いから、アウトドアは難しいのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、実は通年営業のグランピング施設も年々増加しています。

2.準備の手間が少なく、手ぶらでも楽しめる

キャンプでは、荷物をそろえたり設営をしたりと、事前準備の負担が大きくなりがちです。その点グランピングは、寝具・食材・調理器具まで必要なものがそろっている施設が多く、ほぼ手ぶらでアウトドアを満喫できます。

また、テント設営や寝床づくりなど「楽しむまでの段取り」が不要なのも魅力。到着した瞬間からベッドでくつろいだり、自然の中へ散策に出かけたりと、自分のペースで過ごせます。準備に追われず気軽にリラックスできる手軽さが、グランピングが幅広い世代に支持される理由です。

3.自然と調和した非日常空間を味わえる

グランピングの醍醐味は、自然と調和した非日常空間を味わえる点です。北海道では森や湖、雄大な山々、さらには広大な農地まで、多彩な景観が滞在を特別な体験へと引き上げてくれます。

ロケーションは街明かりの少ないエリアが大半。夜は、空いっぱいに星が広がり、静けさに包まれた時間が流れます。

近年はサウナや天然温泉を併設する施設も増え、ロウリュで体を温めたあとに外気浴で星空を仰ぐといった贅沢な過ごし方のできるスポットは特におすすめです。

北海道で温泉を楽しめるグランピング施設3選

北海道には、温泉を楽しめるグランピング施設がいくつもあります。なかでも人気の高い施設はこちらの3つです。

  1. フェーリエンドルフ(中札内村)
  2. リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼(大沼町)
  3. BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(北広島市)

ここからは、それぞれの施設の魅力を詳しく紹介します。

フェーリエンドルフ(中札内村)

北海道・十勝の中札内村に広がる「フェーリエンドルフ」は、森の中にコテージが点在する隠れ家的リゾート。帯広空港から車で約15分とアクセスが良いにもかかわらず、敷地に足を踏み入れると深い静けさに包まれます。

各コテージには暖炉やこだわりの家具を配し、内装・照明・壁紙まで丁寧に設えられたグラマラスな空間を演出。自然を感じながらも上質な時間を過ごせるのが魅力です。

滞在中は、敷地内に併設された「十勝エアポートスパ そら」を無料で利用可能。北海道遺産に認定された植物性モール温泉は、とろみのある湯が特徴で、湯上がりは肌がしっとり整います。内湯・露天風呂・寝湯を備え、冷えた身体を癒してくれる温泉です。

サウナはHARVIAストーブを採用した本格フィンランド式。男湯には「メディテーション」「セルフロウリュ」の2室、女湯にはオートロウリュ搭載のサウナを完備。天然水の水風呂と、森に面した外気浴エリアがセットになり、人工芝に寝転んで風を感じる深い“ととのい”を体験できます。

十勝の雄大な自然をそばに感じながら、上質な温泉・サウナによる癒しが叶う、贅沢なグランピング・リゾートです。

項目 内容
名称 グランピングリゾート フェーリエンドルフ
所在地 北海道河西郡中札内村南常盤東4線
アクセス とかち帯広空港から車で約15分
中札内ICから約5分
宿泊タイプ コテージ
グランピングテント(大型テント・ドームテント)
営業期間 コテージ:通年営業/テント:4〜10月末
定員 4〜6名(宿泊施設のタイプにより異なる)
チェックイン/アウト チェックイン 15:00〜/チェックアウト 10:00
宿泊料金 素泊まり・大人2名:21,000円〜 ※プランにより変動
温泉・サウナ 敷地内「十勝エアポートスパ そら」を滞在中無料で利用可(モール温泉・サウナ・外気浴完備)
公式サイト https://feriendorf.jp/

リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼(大沼町)

北海道・大沼町に位置する「リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼」は、雄大な駒ケ岳を望むロケーションが魅力のグランピング施設です。

テント内にはシモンズ社製ベッドやエアコン、テレビ、オーブンレンジなどが揃い、アウトドア初心者でも快適に過ごせる滞在環境。自然に包まれた非日常を味わえるのが魅力です。

滞在中は源泉かけ流しの天然温泉「温泉保養館 ほっとぴあ」を何度でも利用可能。大浴場や露天風呂・サウナなどの設備が充実し、アクティブに過ごした後のくつろぎタイムをしっかり堪能できるのも大きな魅力です。

夕食は専用テラスで楽しむバーベキュー。地元食材を中心としたお肉・海鮮・野菜などが並び、家族や仲間との「外ごはん体験」がより特別なものに。朝食はホテルレストランでのビュッフェスタイルとなり、ホテル宿泊と同じ利便性を享受できます。

大自然の非日常体験とホテルの快適さを両立した、まさに「いいとこ取り」のグランピング施設。家族旅行やカップル旅のステイにもおすすめです。

項目 内容
名称 リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼(グランピング)
所在地 北海道茅部郡森町赤井川229
アクセス 新函館北斗駅から車で約25分/函館空港から車で約50分
宿泊タイプ ドーム型テント(和室・和洋室・洋室/DOG同伴可)
営業期間 通年営業
定員 最大4名(全3棟)
チェックイン/アウト チェックイン 15:00〜/チェックアウト 10:00
宿泊料金 朝食ビュッフェ+会席ディナープラン 14,000円〜/1名(税込・2名利用時・2食付き)
温泉 源泉かけ流し天然温泉「温泉保養館 ほっとぴあ」を滞在中無料。
入浴時間:5:30~9:30 、11:00~24:00
公式サイト https://www.gp-onuma.com/stay/glamping/

BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(北広島市)

©POWERSTATION

北広島市Fビレッジ8番地に位置するBALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(オルパ)は、エスコンフィールドHOKKAIDOの目の前という唯一無二の立地に佇む、一棟貸しのグランピング施設です。

ALLPARのコンセプトは「ボールパーク全体を一つの家のように使う滞在」。時間帯・季節によって表情を変えるボールパークが我が家になるような非日常の滞在時間は野球ファンならずとも大きな魅力です。

最大6名まで宿泊できる一棟貸しコテージ型は全8棟。室内にはキッチン・冷蔵庫・冷暖房などが完備されており、アウトドアでありながらホテルのような快適さも兼ね備えています。

©POWERSTATION

専用ウッドデッキには焚き火台とBBQ用ガスグリルを設置。球場を望みながら焚き火を囲む時間は、ALLPARならではの特別な体験です。

夕食は北海道産食材を使ったBBQが中心で、北海道産和牛ステーキや、冬季限定の「鮭のちゃんちゃん焼き」など季節の味覚を楽しめます。

©H.N.F.

エスコンフィールド内には温浴施設が整っており、スタジアム内に併設された「tower eleven onsen & sauna」を利用することが可能です。グランピングの開放感と、温泉によるリラクゼーションを同時に楽しめます。

項目 内容
名称 BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPAR(オルパ)
所在地 北海道北広島市Fビレッジ8番地
アクセス 新千歳空港から車で約40分
札幌駅から車で約40分
宿泊タイプ 一棟貸しコテージ型グランピング
営業期間 通年営業
定員 最大6名(全8棟)
チェックイン/アウト チェックイン 15:00〜/チェックアウト 10:00
宿泊料金 夕朝食付き 大人2名 45,600円
※メニューや金額は時期によって異なります。
温泉 エスコンフィールド内tower eleven onsen & saunaを利用可能
一般温浴:試合のない日 2,500円〜 / 試合のある日 4,000円〜
公式サイト https://booking.hkdballpark.com/allpar

旅の満足度が段違いに──温泉も楽しめる北海道グランピングで過ごす休日

「キャンプのワクワクも、温泉旅のくつろぎも、どちらも楽しみたい」──そんな欲張りな想いに応えてくれるのが、温泉付きグランピングの魅力です。

ご紹介した3つのグランピング施設は、いずれも北海道の大自然に抱かれながら、温泉で日頃の疲れを癒せます。コテージでくつろいだり、焚き火の炎を眺めたりしながら過ごしたあと、湯へ浸かるひとときは格別。張りつめていた心と身体を、そっとほどいてくれます。

次の連休は、大自然と温泉に身をゆだねて“何もしない贅沢”を、自分へのご褒美として計画してみてはいかがでしょうか。

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