【お知らせ】キャピタル・ゼンリン株式会社 代表取締役社長交代について

株式会社そらグループの中核企業であるキャピタル・ゼンリン株式会社は、2025年11月4日付で代表取締役社長が交代いたしましたのでお知らせいたします。新たな代表取締役社長には、創業者・故 西惇夫氏の孫にあたる西菜花(21)が就任し、前任の米田健史(39)は代表権を有する会長に就任いたしました。

新社長就任の背景

キャピタル・ゼンリンは2004年、故・西惇夫氏が「中札内に、人が自然と笑顔になれる場所をつくりたい」という想いから創業し、32ヘクタールの森に広がる宿泊施設「中札内農村休暇村フェーリエンドルフ(FD)」の運営をはじめ、地域に根ざした事業を展開してまいりました。

2018年の惇夫氏の逝去に伴い、長女の西麻衣子氏が2代目社長に就任。そして2020年、未曾有のコロナ禍の中でそらグループとの経営統合を決断し、全棟リニューアルや「とかちエアポートスパそら」の開設、スイートコテージの新設を進め、施設価値の大幅強化を図ってきました。

その結果、フェーリエンドルフの売上は コロナ前比で約2倍 に成長。現在では、そらグループが掲げる「十勝に人とお金を呼び込む」理念を体現する、戦略的資源へと進化しています。

こうしたフェーズの変化を受け、西菜花氏の「挑戦したい」という強い意志、米田会長が描いてきた「西家に経営を戻す構想」、そして“次の投資フェーズ”に向けた経営判断が重なり、今回の決断に至りました。

新代表取締役社長・西 菜花 コメント

「人は、楽しむために生きている。フェーリエンドルフを、笑顔や思い出が生まれる場所として、これからも育てていきたいと考えています。フェーリエンドルフは、私にとって“書斎のような大切な場所”。幼いころから慣れ親しんできたこの森を、未来に向けてさらに輝かせたい。スタッフの皆さんの努力と存在があって今があります。米田さんをはじめ、多くの方々に支えられてきたことに心から感謝し、素直な気持ちを忘れず挑戦を続けていきたいと思います」

会長・米田健史 コメント

「そらとしてフェーリエンドルフを進化させる過程で、“いつか西家に経営を戻す”というストーリーをずっと持っていました。新社長の菜花さんが持つ世界観は、これからのフェーリエンドルフをさらに豊かにしてくれると感じています。今回の社長交代は、施設の未来への投資であり、新しい挑戦のはじまりです」

新体制

代表取締役会長 米田 健史
代表取締役社長 西 菜花
取締役 星野 良太(アール工建株式会社 代表取締役)
取締役 西 麻衣子

※従業員数:約40名
※売上高:グループ全体非公表(フェーリエンドルフはコロナ前の約2倍)

新社長 略歴

  • 氏名:西 菜花(にし なのは)
  • 生年月日:2004年6月1日
  • 出身地:北海道帯広市
  • 学歴:
    帯広市立稲田小学校
    帯広市立南町中学校
    札幌日本大学高等学校
    日本大学藝術学部 デザイン学科 建築専攻
  • 職歴:
    東京にてデザイナー/不動産/ブランディング業務に従事

そらグループとしての今後の展望

そらグループは「十勝に人とお金を呼び込む」を理念とし、地域に価値を生み出す事業を展開しています。キャピタル・ゼンリンの新体制のもと、①フェーリエンドルフのさらなる価値向上、②十勝の魅力を国内外へ発信、③不動産事業および地域プロジェクトの強化を進め、未来につながる持続的な成長を目指してまいります。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社そら
【TEL】0155-67-5734 【FAX】0155-22-7602
【MAIL】info@sora-tokachi.jp
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